工作のくさび

木工メインで工作に関してメモします。

現在の鉋の研ぎ方まとめ201809

日々研ぎ方が変わっています。 私が重視しているのは、 * 研ぎつけの速さ * 再研磨も楽にする * 平らに研ぐ。再研磨も早く、硬い砥石に乗りやすい。 * 砥石が無駄に減ることを避ける。

使用する砥石
  • キング#800
  • 刃の黒幕#1000
  • 刃の黒幕#5000
  • 刃の黒幕#8000
研ぎ方
  1. 裏をきれいにする 刃の黒幕8000で裏をきれいにします。 最近知ったのですが、裏の刃先が白く筋になっているのは摩耗なのかもしれません。 これが残っているとバリが取り切れないので、無くす必要があります。ただ、しのぎ面を研ぎ減らすべきか裏を押すべきか、悩むところです。みなさんはどう選んでいるのでしょうか。。。

  2. キング#800 これは2日前から再び使い始めました。 理由は研ぎ減るのが速いからです。黒幕が遅く感じます。 刃が丸くなりやすいので、最後は押し研ぎを3回くらい。

  3. 刃の黒幕#8000で裏 バリを取っておきます。

  4. 刃の黒幕#1000 キングではどうしても丸さがでます。それをここで平らにします。 (#800から#5000に飛ばす方もいました。) ここで平らになっていれば、以降の硬い砥石でもは先にすぐ当たるため、早く研ぎ付くと思います。

  5. 刃の黒幕#8000で裏 バリを取っておきます。

  6. 刃の黒幕#5000 粒度を上げていきます。ここからは研ぐのではなく「磨く」イメージです。 一瞬で終わります。 ここではバリを取っていません。

  7. 刃の黒幕#8000 仕上げとしています。

  8. 刃の黒幕#8000で裏

嵐山#8000で仕上げ

これはまだ確定ではないです。 最後に嵐山で両面最後に磨いたりしています。 理由は、2つ。

  • 刃の黒幕よりも傷が少なく見える
  • 柔らかいため、若干の凹凸で当たりきらなかった刃を研いでくれる ということを期待しています。

セラミックは粒度を上げても深い傷が入ると言われていて、 私も実際そんな見た目だなと納得しています。

また、いつでも真っ平らに砥石を直していては、砥石直しにばかり時間をとられそうです。 だから多少鉋がきっちりしていなくても、柔らかい砥石が刃物の方に合わせてくれるのを期待したいです。

現在はこのような砥ぎ方です。

天然砥石も試してみたいけど、はずれが混ざっているものに大金をだす余裕もないので。。。 今後も時間・お金・切れ味のバランス良く遂げる方法を模索していきます。